ひょうたんあれこれ


末広がりの形をした「ひょうたん」は、古来よりとても縁起の良いものとされ、除災招福のお守りや魔除けとして広く用いられてきました。3つ揃えば三拍(瓢)子揃って縁起が良い。六つ揃った「六瓢箪」は、無病(六瓢)息災のお守りにされていて、ひょうたんに絡むキーワードは「水(水神)」「生命」「健康」の三つです。

一般的な用途としては、種入れ、横に割ればお椀に、縦に割ればひしゃく、楽器・装飾品・喫煙具・農具・祭事用品などに使われています。「ひょうたんの中に入れた種は必ず芽が出る」とされ、農耕民族にとって、作物の種は命をつなぐ食物を得る大切なもの。まさに生命そのもので、ひょうたんそのものが招福と健康の象徴となっていました。『ひょうたんから駒が出る』と言うことわざは、「意外な場所から意外な物が出てくる」とか「起こるはずの無い良い事が起こる」の意味を表しています。

ひょうたんは、持ち主の健康を促進し、家の気を旺盛にすると共に、良くない気を減じる「化殺」の効果があるとされ、玄関や窓辺にひょうたんを下げると、邪気を中の空洞に吸収するとされています。子供が病気がちで心配な場合に、ひょうたんを枕元に置くという風水術があります。男の子なら枕元の左側に、女の子なら右側に置くようにするそうです。末広がりのひょうたんは、気を貯める道具として使われ、財運をもたらすとされ、金庫・通帳と一緒に置いたりと、家運・財運の興隆があるとされています。


ヒョウタン(提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』抜粋)
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : スミレ目 Violales
科 : ウリ科 Cucurbitaceae
属 : ユウガオ属 Lagenaria
種 : L. siceraria
変種 : ヒョウタン L. siceraria var. gourda
学名:Lagenaria siceraria var. gourda
和名:ヒョウタン
英名:Gourd

ヒョウタン(瓢箪、瓢?、学名:Lagenaria siceraria var. gourda)は、ウリ科の植物。葫蘆(ころ)とも呼ぶ。
概説
最古の栽培植物のひとつで、原産地のアフリカから食用や加工材料として全世界に広まったと考えられている。乾燥した種子は耐久性が強く、海水にさらされた場合なども高い発芽率を示す。日本では、『日本書紀』(仁徳天皇11年=323年)の記述の中で瓢(ひさご)としてはじめて公式文書に登場する。狭義には上下が丸く真ん中がくびれた形の品種を呼ぶが、球状から楕円形、棒状や下端の膨らんだ形など品種によってさまざまな実の形がある。生来は、実を乾かして水筒や酒の貯蔵に利用されていた(微細な穴があるために水蒸気が漏れ出し、気化熱が奪われるため中身が気温より低く保たれる)。利便性の高さからか、縁起物とされ羽柴秀吉など多くの武将の旗印や馬印などの意匠として用いられた。ちなみに大阪府の府章は、千成瓢箪をイメージしている。


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